いなくなれ、群青

2021/7/11

続きが気になるなとはなったんだけど終始たんたんと進んでいった感じで盛り上がりに少し欠ける、、、まあ主人公がスーパーネガティブという位置付けなのでしょうがないけど  あと個人的に真辺のキャラにそこまで強く惹かれないという点がめちゃ主人公とのズレを感じてしまい共感は出来なかったかな…というところが一番ネック

思春期の、世の中への諦めとか無関心とかはわかる

あと、元の個人の人格が別れてこの島にきていたとか主人公と真辺のお互いの相反する部分のみ捨てられたとかはしっかりつじつまが合っていてミステリ読んでるのような感覚で真相が明らかになっていくのは面白かったんだけどその分魔法とか人智の越えた力所々で出されると「あ、ふ~ん…」てな感じでまあ魔法使えばそのくらい出来るよな、、、で片付いてしまうのがちょい違和感あった、、、

2人の愛の話だと思う、その愛がお互い無自覚とか真っ直ぐではないとか好き嫌いで言えるものではないとかそういう歪んだ関係性はとても好き。う~ん、単に最初からほぼ何もかも諦めてる主人公を好きになれないのかもしれない、なに達観ぶってんだよ、となる

結局真辺が元の世界に戻りたいとあの階段上った時言えば戻れたんかな?主人公の最後の、もう戻ったら真辺はいないみたいな確信がそうなん??となりよくわからなかった  戻り方が分からん

 

落書きを描いた理由はよく分かるんだけど、ピストルスターの話、も少し真辺につなげられないかな~と思った(担当編集か?)   ただ昔行ったキャンプで見た星空がとても思い出に残っている…じゃ物語のテーマとしては弱すぎるような気がする   例えばそこで自分の今の性格を形成するような、或いは元の純粋な人格が全て崩れていくような衝撃的な出来事があって、だからそんなことがあっても変わらず光輝いていたあの星を忘れられないとか、真辺と星に関することを話したとかならわかる…もう少し繋がる何かが欲しい、、、

 

普通に暮らしてる大人の人は時任とか、何がかけてるたのかいまいちわからない…まあなんかあんだろうな これから出てくるのかも

過去に星とピストル描いた子供のことも多分続きでやるんだろう

あと書き方の問題だけど自分の好みとは合わないなって  こう、たまに無理してドラマチックに比喩してるような感じがするとこ…大げさかな…って思ったり 青春!って感じが苦手なのかも…すいすいストーリー進んでいくところとじっくり読むところ、両方欲しい  常に同じリズムな感じ、しっとり

 

ほんとに真辺のこともっとわしが守りてえ~~~って思えればすごいよい感じに読めたんだろうな~~~!